ことばのらくがき帳

一言日記置き場

2023/01/13 1年にひとつくらいは洋食器を買ってもいいかもしれない

・イベントバーの主催をおこなった日はほぼ例外なく就寝が遅くなる。
 ・就寝が27時、中途覚醒が7時、最終的に起床したのが9:40。
 ・さすがに頭が重く、眠気がとれない。
 ・バーテンの回数減らすかなぁ。

 

スラムダンク劇場版を観るために横浜のTジョイ横浜KINEZOへ足を運んだ。
 ・上映時間を間違えて早く来すぎてしまったため、横浜そごうの洋食器コーナーで時間を潰した。
     ・やっぱりウェッジウッドにヘレンド、マイセンの磁気は白が眩しくて光っているようだ。
     ・1年に1脚くらいは買ってもいいかもしれない。
  ・のちにドルビーシネマ版のスラムダンクがあることに気づく。映画館に行き慣れていないのが露呈してしまった。
  ・映画そのものは珠玉の出来栄え。以下Twitterに投下した感想(ネタバレなし)
  ・「THE FIRST SLAM DUNK」観て来ました。世間であんなに絶賛されているのも納得の出来栄え。いやあ本当にリッチな作品を鑑賞させてもらいました。核心的なネタバレにはならない程度に感想を書いていきます。
  ・まず目を引くところとしては2Dと3Dを融合させたようなアニメーションです。3Dの絵を手書きの感触を損なうことなくなめらかに動かしていて、もはやアニメーション表現としてはひとつの極北に達しているのではと思わされます。手書きのヌルヌル作画ではなく超微細に物理演算してる感じというか。
    ・アイドルアニメのライブシーンなどの限られた部分ならともかく全編にわたってこの超絶アニメーションが透徹しているので本当に凄まじい。絵を観ているだけでも余裕で2時間過ごせると思います。
    ・作品全体の構成としては、全国大会の山王戦を映像化しつつ、合間合間に原作では描写されていなかった湘北メンバーの過去・関係性・葛藤を挟んでいく作りになっています。かなり挑戦的な脚本だと思います。
    ・単に山王戦を映像化してくれるだけでもファンは欣喜雀躍すると思うのですが、それにとどまらず原作では描かれなかった部分まで描写されており、原作の補完、新解釈が提示されています。下手すると詰め込みすぎてとっ散らかりかねないのによく破綻させずに詰め込んだなあと思います。
    ・バスケットボールとしての動きもよくできてるんですよね。一例をあげると、作中の多くの選手が相手のディフェンスを外してボールをパスしてもらおうと足を細く動かしています。これはキャラクター表現にも一役買ってて、(6/)
    ・桜木花道はポジショニングの動きがよくわかっておらず、足を止めてヘイヘイとアピールしてる姿が目立ちます。身体能力は抜群だけどバスケットの技術は素人という桜木花道の特異性がうまく表されてて膝を打ちました。
    ・あと音響がすばらしかった。三井のシュートなんてぞくりとしましたね。あのシュート音で三井の調子の良さがものすごく伝わってくる。本来射点の高いシュートが綺麗に決まるときは無音に近いのですが、
    ・手首を返してボールを放つときの玲瓏な音、リングに吸い込まれたボールがネットを揺らす小気味よい擦過音がとても心地よく、劇場で聴いてると涙ぐんでしまうほどでした。よく作り込まれたフィクションはリアルを超えていきますね。
    ・総じて、始まりから終わりまで細部に至るまで魂のこもった入神の作品だったと思います。キャラデザ・脚本・監督が原作者によるものだからこそできる奇跡のマスターピースでした。