ことばのらくがき帳

一言日記置き場

2023/6/26 退職してからの数年間は自分の弱さを自覚するための期間だった

・昨夜の就寝は23:25、中途覚醒をはさみ、6:40に起床した。
 ・やや疲れた状態で寝たので起きがけは少し頭が重かった。起床後数時間くらいたつと目が覚めた。

 

・15時くらいから22時くらいまでずっとmojaで過ごした。どうしようもなく居心地の良さを感じた。
 客それぞれが自分のダメなところを隠そうともせずに自然に過ごす空間がとても心地よくて、心理的安全性の高さを感じた。
 ・そこで思ったのだが、毎日mojaに来られたら、あるいは、しんどいと思ったら駆け込み寺としてmojaに足を運べたら、どんなに幸せだろうと思った。自分の満たされなさを包摂してくれる空間を間近に置きたいと思った。
 ・会社をやめてから、あるいは会社員のころからの年数は、自分の弱さを自覚するための期間だったのではないかと思えてくる。
 ・会社をやめてから、実家を出て、シェアハウスに住んだり、出前館をやったり、小説を書いたりしたけれど、すべて物にはならなかった。
 ・とくに小説は自分としては長期間腰を据えて取り組みはしたけれど、文の巧拙以前に、一文一句を書くための努力がつらく、書くという行為がこれほどまでにしんどく、いつも逃げ出したいと思っていて、仕事と同様エネルギーを消耗する、楽しさとはかけ離れた行為であり、創作の産みの苦しみを忍従する堪え性が自分にはないということがよくわかった。自分がただの消費者でありたいということがよくわかった。
 ・すなわち、自分は週に5日働く普通の人にはなれないし、かといって起業家やクリエイターのような自分の才覚で周囲を惹きつける強さも持っていない、卑小でものぐさな弱い人間であることが、33歳の誕生日を直前に控えてようやく心の底から理解することができた。
 ・自立した人間になるのではなく、他人の強さを自分のものにしようとするのでもなく、自分のダメさ加減を自覚し、それでも安心して、自然体でいられるところを探すべきだったのだ。それこそが自分が幸せになる鍵なのだ。
 ・さしあたっての足がかりとして、東京の障害者向けのグループホームに入居できないかと考えている。まず東京に居住しないとダメだと思うが。