2023/3/21 祖母のお見舞いに赴いた。声も身体も衰えてしまっていた
・昨夜の就寝は23:55、中途覚醒は3:51、それから何度か浅い眠りを繰り返して、7:34に起床した。
・まだ肩は痛むが、やうやうさんから教えてもらった肩甲骨のストレッチ動画を実践したらだいぶ肩が軽くなった。これなら大丈夫だと心も軽い。
・腎アミロイドーシスによる入院から退院した祖母を見舞うために地元に戻った。
・ 祖母はほとんど寝たきりで、もう自力立つことができず、脇から体を支えてもらってようやく立ち姿勢になれるというくらい弱っている。
・本人曰く足に力が入らない。その声にも張りがない。
・母に支えてもらって歩く練習をしたが、親が子に支えられなければ満足に動けないという構図そのものからしてやるせなかった。
・腎臓の病気なので体内の水分調節がうまくできず、顔も腕もガリガリなのに足の甲とふくらはぎが大根のようにむくんでいる。
・水分・塩分摂取量も制限されている。水は1日600ml、塩分は6g以内。
・人生の終末期に口に抵抗なく口に入れられる食物がわびしいおかゆだと思うとよんどころない。
・たまに飲ませてもらえるデミタスサイズのココアやヨーグルトが数少ない楽しみのようだ。
・TVもラジオも視聴する気にならず、ほとんど横になって過ごすと、昔日を思い返すらしい。
・昔は色々と遊ぶこともできたのに今はもうなにもできない。長生きしすぎてしまった。そんなことを言っていた。
・もう少しわがままになってもいいのにな。身体が衰えると心も弱るらしい。祖母との思い出を話したら表情が和らいだのがせめてもの救いだ。
・しかしもう祖母に救いは来ない。明日から訪問介護・リハビリが始まるが、お迎えは時間の問題だ。
・手足をさすったりもんでやったり、気休めを言うくらいしかできなかった。人間が衰えていくさまを目のあたりにすると目が潤んでしまう。
・祖母宅の庭をみると藤色のハナニラが咲いていた。小さな花だが痩せた土地でも群生する力強い種だ。しかしもうベッドの上の枯れ土に、花が咲くことはないだろう。